親&子どものサポートを考える会 -掲示板-

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介護職員初任者研修を受講して思ったこと - リム

2025/07/25 (Fri) 13:31:23

みなさん、お世話になっております
リムです。

最近、月一回の三重の集いに参加してませんが、
なんとか、暑さ対策しています。
まあまあ、元気です。

今、介護職員初任者研修を受講しています。
講義の内容は主に高齢者に対する対応です。
障害者に関することは少ないです。

しかし、救急医療に携わった看護師の
体験談を聞いて、びっくりしました。

病気や事故だけでなく、
オーバードーズや飛び降りで
搬送されてくる患者さんもたくさんいるそうです。

私は親が病気で
自分も障害者になってしまったので
今までいろいろあったから
何を聞いても驚かない、という自信がありました。
しかし、医療に携わる人(支援する側)の話を聞いて
ショックでした。

正直、自分は介護職は無理です。
高齢者も障害者も。

一応、資格だけは取得しておきます。
順調に進んだら今年10月に修了します。

今まで、病気や障害についての本を
読んだことはありましたが、
資格を取得する為の勉強ははじめてでした。

やはり、高齢者も障害者も
本人に対する支援はあっても
その家族への対応は難しいそうです。

残念ながら、
福祉を勉強しても、仕事にはできないですね。
しかし、視野を広げるという意味では
これからも勉強したいですね。

私は障害者の家族であり
自分も障害者。
正直、障害や病気については
考えたくありませんでした。
病気のことを考えるから、病気が酷くなると思ってまいました。

実際に障害福祉の勉強をしてみたら、
意外とスッキリしました。
性格のせいではなく、病気が原因だとわかると
仕方ないなあ、と思いまました。

2025年7月の集いのご報告 - つちだ

2025/07/21 (Mon) 10:55:21

7月の集いは、3連休のなかびということもあって、全員がオンライン参加。会場は土田が一人ポツンと‥という状況でしたが、新規参加者1名の方を含む6名の方にご参加いただきました。
親御さんのことを気に留めて生活してきたけれど、ご自身の体調のことなどもあって親元を離れようかどうか迷っているというお話に、家を離れた選択をした方、ずっと親元で暮らす選択をしてきた方‥、それぞれの経験から「私の場合は〇〇だった。今はこう思っている」と意見交換していました。
そこで出た意見は、「親子の会話が殆ど持てず、病状が安定するように我慢してきた。親にわがままを言っている子どもを見るとそれが本来の姿なんだろうなと思う」「私がケアしなければ‥という思いにとらわれてきた」というもので、「家を離れても罪悪感を感じたりするだろうし、どっちを選択しても後悔する時はする。だから自分の気持ちを第一に考えていいんだよ」という言葉などで、いろんな経験をしてきたからこそ言える言葉だなぁ‥と聞かせていただいておりました。

次回は8月17日(日)13:30~の予定です。

2025年6月の集いのご報告 - つちだ

2025/06/15 (Sun) 21:13:43

6月の集いは、現地参加2名、オンライン参加4名の方にお集まりいただきました。
「家族の思いを医療者にわかってもらえない」という話から高EEの話になりました。随分前のことみたいですが、医療者から高EEの話をされ、家族の接し方が悪いと責められたそうです。そうならざるを得ない背景だったり、家族の歴史もあるのに、一部分だけを見てそんな風に言われるのはちょっと違うよね‥というような話をしていました。
トラウマ治療について情報交換もしたりしていました。集いの場は、心理療法でもないし、思いを話し整理する場にはなるけど、治療とかにはならないけれど‥と話すと、「そうなんだけれど、同じ立場の者が集まる「集い」でないと気持ちまでは話せないんだよね。共感しあえるというか‥」と教えてくれました。フランクに話せる場としてニーズがある限り‥と思っています。
最近の時事ネタとして、チャットGPTとの付き合い方などについても話していました。

次回(7月)の集いは、20日(日)13:30~になります

よく頑張ったなあ - リム

2025/05/01 (Thu) 18:46:22

こんばんは。
いつもお世話になっております。

今日の夕方
友人と子供の頃の話をしました。

勉強や宿題を間違えると
母に殴られた、
というエピソードを話したら
ビックリしてました。

殴ったのは
主人格ではなく交代人格だったようです。

自分としては
母からの暴力、暴言は日常的なことでした。

大人になって考えると
子供の自分は
よく頑張ったなあ
と思います。

本来なら
頑張る事でも我慢することでもないんですが。

カウンセラーとか専門家に
私は頑張った、
私は辛かった、
私は愛されたかった、
と正直に気持ちを吐き出すのは
心理学の観点で効果はあるのでしょうか。

Re: よく頑張ったなあ - つちだ

2025/05/02 (Fri) 07:05:21

リムさん

おはようございます。
私は心理士ではないですけれど、効果はあると思いますよ。心理学用語でよく「カタルシス」と聞くと思うんですが、心の中にためていた気持ちを吐き出すことで、浄化される効果はあると思います。
それを受けとめてもらえる場(カウンセラーさんとかうんうんと聞き受けとめてくれる場)が必要とは思いますが…。

しんどい体験だったと思いますが、お友だちにそのことが話せて良かったと思いますし、「あの頃の自分は頑張っていたなぁ‥」と思えるのは、つらかった体験を少し距離を置いて眺められるようになったんだと思います。きっとそれにも時間がかかったんだと思うと、今話せるようになった経過も含めて、リムさん、頑張って来られたんだなぁ‥と思います。
自分をほめることも大事だ と思っています。

Re: Re: よく頑張ったなあ - リム

2025/05/02 (Fri) 17:52:30

つちだ先生

返信ありがとうございます。

そもそも、頑張ることでも
我慢することでもないんですよね。
本来、家庭は安心できる場所ですから。

昔、家族への支援やサポートがあれば、
もう少し、楽に生きられたかもしれません。

自分の気持ちを正直に言うのは
効果があるんですね。

試してみます。

Re: よく頑張ったなあ - つちだ

2025/05/02 (Fri) 19:38:01

リムさん

気持ちを話すこと、効果あると思うのですが、安心できる人など話す相手を選んでもらった方がいいような…。
「キャッチボールするつもりで投げたのに、ドッチボール(きつい狙ってくるような球で)返された」という話を聞きたりしますよね。 リムさんが普通に話しても、相手がどんな反応で返してくるかわからないので、まずは安心できる方に話してもらうと良いのでは?と思ったりします。
それだけ付け加えさせてください。

Re: よく頑張ったなあ maru

2025/05/02 (Fri) 23:39:51

リムさん、こんばんは。maruです。

ヒトの心は人薬(ひとぐすり)で癒される…と言われることがあるように、安心できる相手に、思いを受け止めてもらえる体験は、とても大切だと思います。
小さい時に、身近な大人に受け止めてもらう経験が多いほど、リムさんの仰るように、きっと楽に生きやすいことでしょう。
それが少ないと思える中で歩んできたなら、本当にそれだけで堂々と、「よく頑張ってきた!」と自分をねぎらい、自身をギュッと温かく包んであげられますね。

土田先生も仰っているように、できれは、それを、信頼できる相手に聞いてもらえるといいですね。
でも、誰が自分にとって信頼できる相手だろうか、誰を信頼していいのだろうか、など、そこで考えてしまって声に出しにくくなりそうなら、心理士や専門家に話すことも、一つの方法です。
「心理面接の場で起きることの責任は、心理職にある」と言ってよいので、面接場面で「あなたを信頼していいかどうかわからない」と、まずは、相手に尋ねてみて、そのやりとりの中で、安心できるかどうか探ってみることもできるので。そのやり取りの中で、51%安心できそうなら、ぜひ、トライしてみてください。

「大人と子どもとの間で起きることの責任は、大人側にある」という大前提を、多くの大人は忘れがちで、子どもが責任を負わされていることは、たくさんあります。リムさんも、本来大人が背負うべき責任を、子ども時代に背負わされてきたのかもしれません。そう考えたら、本当に本当に、「よく頑張ってきたね…」です。

集いの場も、リムさんにとって信頼できる、正直な思いを出せる、場の一つでありますように。

Re: Re: よく頑張ったなあ - リム

2025/05/03 (Sat) 04:56:57

つちだ先生、maruさん

早朝、失礼いたします。

残念ながら信頼できる相手はいません。

以前、掲示板に書いたのですが、
子供の頃に母から友達を制限されたので、
友達ゼロの時期が長かったんです。

心理士とか専門家も
親子の愛を信じている人が多いので
児童虐待に関しては
「お母さんも大変だったのよ」
と母親をかばう人が多いんです。

児童虐待を専門としている医者や心理士は
医療費、カウンセリング代が高いんですよね。

私が悩んできたこと、
苦しんできたことなんて、
ほとんどの人が関心ないですからね。

最近はホストやキャバ嬢が
カウンセラー代わりになっている話を聞きますが
もちろん、お金がかかります。

世の中、立場の弱い人間やお金がない人間には
冷たいですね。

Re: よく頑張ったなあ - つちだ

2025/05/03 (Sat) 07:31:00

リムさん

おはようございます。
信頼できる人 と考えると、そんなの無理!と思ってしまう、行き詰ってしまう‥そんな風に思わせてしまったかもしれませんね。
でも、私はリムさんが子ども時代のことを話してみようと思えること、嬉しく思いました。
渦中にいてしんどい時、そんな風に思えないですよね?そんなところから、ちょっと距離を置けるようになったことを嬉しく思っていたんです。
そして、私も信頼できる人を探すのは難しいです。
「私は信頼できます」なんて看板をぶら下げている人も、うさん臭く思ってしまいますし‥、信頼できる人を探すのはほんとに難しいと思います。
そんな時、私は相手の反応を見ながら小出しに話してみます。私の場合、前のめりにぐいぐい来られるのも引いてしまうと思いますし、もちろん、よく話も聞かずにそんなことある筈ないと否定してきたり、決めつけた言い方をされると、「この人には言ってもわかってもらえない。無理だ」とそこでシャッターを下ろしますね。
いろんな場合があると思うのですが、私はリムさんの「試してみます」という言葉を、嬉しく感じました。
一気には無理だと思うし、そこでも頑張りすぎないでほしいけれど、話してみようと思えた時には自然に話してみるのがいいんじゃないかなぁ‥
リムさんにやり取りで傷ついてほしくなくて、安心できる人に‥と伝えたんだけれど、それが負荷になって、やっぱりやめておこう‥となってほしくないなぁ‥と思いました。

長々とごめんなさい。

Re: よく頑張ったなあ maru

2025/05/06 (Tue) 08:41:39

リムさん

世の中の動きは、なかなか進んでいないようにみえたり(ときに後退していることもあったり)、冷たく感じることも多いかもしれません。
それでも、「さざなみ効果」という言葉もあるように、
個々に悩んできたこと、苦しんできたこと、リムさんの声も…、わずかな動きに見えても、何かに影響し合い、少しずつ少しずつ、何かはより良き方向に変わっていっている、変えていけてる…と、諦めずにいきたい・あきらめずにいてほしいと、
私は祈りに近い思いで、日々を重ねております。

この掲示板での、リムさんとyooonさんとの温かなやりとりも、他の方々の心にエネルギーを与えてくれているように、
温かな関わりは温かな変化を生んでいく…それは信じていけるように思えます。


確かに、リムさんの言うように、私設の心理面接は決して安くはありませんね(苦笑)。なので、ちょっと長くなりますが、一つの情報として…。
市町によっては、無料の面談枠で、偏った価値観を押し付けない心理士とも出会える可能性はあります。そこも諦めずにいてもらえたらと思います。
今、いろいろな自治体で、各ご家庭に経済的負担をかけずに、その後ろにいる子ども達にも、できるだけ安全・安心の形で、温かな手が届くような工夫や仕組みづくり(専門職の時間外面談の請負や家庭訪問なども含めて)を画策しています(クリアせねばならないハードルもいろいろあり、変化が見えなくても、そこで踏ん張っている人たちがいることは、忘れずにいてくださいね)。

もどかしいことも多いでしょうし、この場が単なる「情報交換」に留まっているように見えることもあるでしょう。
それでも、そのつながりの一つ一つは、もの・こと・ひとに小さな小さな変化を生む力になっていることを励みの一つとして、
ともに力を合わせていきましょう。

Re: Re: よく頑張ったなあ - リム

2025/05/10 (Sat) 16:27:08

つちだ先生、maruさん

親が病気だと
自分の頭の中の「親」をしめる割合が大きくなります。
あと、親が人生に与える影響も大きいですね。

自分の気持ちを優先して
自分の人生を生きる、
というのは理論理屈ではわかります。

自分の願望をおしころして
親の顔色をうかがって生きてきました。

子供、若者の時期を
母の気持ちを優先。
中年になった今も
とにかく、母のご機嫌とり。
月に2回、遠方にいる母と電話してます。
機嫌を損ねたら、また解離しそうです。

母親とはどんな存在でしょうか?
5月11日、母の日ですが、
お母さんに感謝する感覚がわかりません。

無条件の愛って何でしょうか?
いい子じゃないと、愛されないという
条件つきだからわかりません。

ここまで書くと、
悩み相談、カウンセリングですね。

とりあえず、返信、アドバイス、
ありがとうございます。


Re: Re: Re: よく頑張ったなあ - リム

2025/05/10 (Sat) 16:42:24

補足

今日の午後、
通所先のデイケアで相性の良い職員に相談が
できました。

心理学に関する専門的な知識があり
リムさんらしく生きられることを
応援します、
と言ってくれました。

掲示板にいろいろ書きましたが
運良く話を聞いてくれる人が見つかって良かったです。

良い子、良い人を目指していましたが
いい意味でいい加減な人になるのもありですね。

つちだ先生、maruさん
掲示板をご覧の皆さん、
ありがとうございます。

Re: Re: Re: Re: よく頑張ったなあ - yooon

2025/06/06 (Fri) 22:32:05

リムさん、今晩は◎
(^^)

たいへんご無沙汰しております。

私はリムさんのこと応援しています。

リムさんや私が置かれている状況を
理解出来る人は多くはなさそう?と
私は思っています。

なので、

色んな人たちと出会うたびに
その人たちをよぉ〜く観察してみて、
小出しに話しています。

少しずつ、小出しにしています。


リムさんは勇者です。

私も勇者だなーと自分のことを思っています。

最近は自分を癒してあげて、
頭を撫でたりしています。笑))


私たちの見えないところで、
なんとかしようと動いている支援者は
必ずいるのでとっても勇気づけられる日々です。

リムさんにとって、
少しずつでもより良い方向に向かいますように。


寒暖差もあるので
体調にはお互い気をつけていきましょう〜。


ゆるっと、まるっと、参りましょう〜。

(^^)


◎頭と体と心を大切に◎

2025年5月の集いのご報告 - つちだ

2025/05/19 (Mon) 08:11:33

2025年5月の集いは、会場から2名、オンラインで6名の合計8名の方にご参加いただきました。

不安を訴える親御さん、それが症状になって現れる親御さん‥も多いと思うのですが、事前にしっかり対応し「安心」できると不安の訴えも変わり、「適応」できるようになるよね‥と当たり前のことなんですが、皆さんの話から「安心」って大事だなぁと改めて感じました。

相手の顔色を見て動いてしまう。体調が悪そうだったり不機嫌だったりすると、不安や心配になってあれこれ聞いてしまって、より不機嫌にさせてしまうという話に、「早く火種を消さないと‥」という思いから動いてしまうのもあるよね‥と、皆の体験を共有しました。
また、相手の不機嫌さも「私のせい?早く静めなくては‥」と相手の責任も引き受けてしまっているよね‥と、バウンダリーの話にもなりました。
不機嫌さについて、過去を振り返ってあれってどういう意味だったんだろう?と考えることもあるのですが、「自分が腑に落ちるところを落としどころにしたらいいんじゃない?」「自分を一番に考えていいんだよ」という流れになりました。なかなか自分事では、距離を置いて考えることも難しくなりますが、集いで皆で話す中では、「自分を一番に考えようよ」という意見になりました。

次回は、6月15日(日)13:30~になります。

2025年4月の集いのご報告 - つちだ

2025/04/21 (Mon) 07:18:36

4月の集いは、ぼちぼちと参加人数が増え、最終的に7人の方と会のスタッフ(心理士)・土田の9名でのやり取りになりました。

この日もいろんな話をしていましたが、「人によって捉え方が異なるので距離感で難しいよね」という話から、イラっとしたり反応してしまうことがよくあるけど、何が起こっているのか意識できるとバランスを保ちやすいよねと話してました。“好き・嫌い”をわけるポイントも何か。その状況にうらやましさだったり淋しさだったり影響されやすい何かがあるよね‥と。ちなみに土田は、平等・不平等ということに敏感で、優遇されている状況などを見ると「なんで?」と反応してしまいます。

参加メンバーの中には、親御さんが施設入所されている方も多いのですが、「家に帰りたい」という思いは、施設に慣れてきても言われるし、施設入所してもらったというモヤモヤする気持ちはいつも消えない。親も子もその時の最善を考えた選択だったわけだし‥という思いや、嫌がってはいたけど親子だけでは見えてこない人に頼る親の力にも気づけた という思いなど、皆が経験を語り合う集いになりました。
この日、嬉しかったこと。集いが終了する時間頃におひとりの方が「口角が上がってきました!」と。つらい話もするけれど、笑いも生じる場、ホッとできる場になっていたらいいなぁ‥と思います。

次回は、5月18日(日)13:30~です。

なぜだろう - リム

2025/04/18 (Fri) 18:22:25

みなさん、毎回、毎回
ありがとうございます。

なぜ、医療や福祉は
障害者を救ってくれるのに、
障害者の家族はほったらかしなのか?


まず、法律や制度

支援の対象が障害者であること。
法律やルールに従うと、
障害者の家族に対して支援や助言ができない。


日本の文化や風習

大黒柱とか長男、
嫁にいったら嫁ぎ先が家族
家族単位で考える感覚、文化。


一番の問題は、精神の病に対する無知無関心

学校の教科書に精神の病が記載されるように
なったのは最近の話。


子供の頃は辛くて仕方なかったのですが
大人になってから
法律、社会、文化、心理学、医学、情報
いろんな観点から物事を考えられるようになりました。


この掲示板や集いは、
単なる情報交換の場ではないかな、
と思います。
共感とか感情は、理論理屈ではどうにもなりません。

難しいです。

Re: なぜだろう - つちだ

2025/04/19 (Sat) 08:26:17

リムさん、おはようございます。
ほんと、そうですよね。
当事者さんのための支援はある程度整備されているけれど、家族が助けるのは当然という認識が強く、制度も整っていないし、周りの者もそういった意識で対応してきますよね?
ヤングケアラーについて法令化されたけれども、子どもだけじゃなく、大人のケアラーに対しても、取り組みが必要なんだと思います。
家族が面倒を見て当然という考え(日本の文化)が変わるには、まだまだ時間がかかりそうですね。
困っている声を、少しずつでもあげていかねば‥と思います。

『第11回 精神に障がいのある親とその子どもの支援に関する学習会』のご案内 - つちだ

2025/04/01 (Tue) 07:10:20

毎年5月に行っている学習会のご案内です。
早いもので11回目になりました。

今年は、誰もが活用でき、自分事として考えることができるテーマとして、「ぷるすあるは」さんのサイトで紹介されている『権利から始まるリソースマップ』を取り上げます。
当日は、マップの発案者・東京都立大学の長沼先生、マップ作製に関わっておられる・ぷるすあるはの北野先生・ちあきさん、臨床で活用されている・東京医科大学病院・小野先生にお話しいただき、その後、それぞれの立場で感じた意見を共有・ディスカッションできれば‥と考えています。
学習会の後半は、いつものように、親支援・子ども支援に取り組む機関から活動紹介をしていただく予定です。

日時:2025年5月31日(土) 13:00~16:30
   Zoomによるオンライン開催
申し込み方法:添付のチラシ・裏面にある申し込み方法をご確認のうえ、メール(tsuchida.p@oyakono-support.com)もしくはチラシにあるQRコードからお申し込みください。

皆さまの参加、お待ちしております。

Re: 『第11回 精神に障がいのある親とその子どもの支援に関する学習会』のご案内 - つちだ

2025/04/01 (Tue) 07:11:46

チラシの裏面はこちらです

2025年3月の集いのご報告 - つちだ

2025/03/17 (Mon) 23:10:17

3月の集いは、新規参加者1名を含む9名の方にご参加いただきました。この日も親御さんに対する思いとかいろんなことが話されたのですが、久しぶりの参加者、珍しく会場参加者が多く(5名)、ほっこりする集いでした。

というわけで久々にお会いする方が多かったのですが、その内のお一人が突然、「私、〇〇さんにお礼が言いたいんです。あの時の△△の言葉で頑張れました」と。言われたご本人もよく覚えていない、日常的なやり取りの言葉で気持ちが切り替えれたようです。私も記憶されていないのですが、「へぇ~、そんなことがあったんだ」「集い、やってきて良かったな‥」と集いの持つ意味を噛み締めていました。

この日の集いにテーマをつけるなら「カミングアウト」
結婚を考えた時に、相手に親や家族のことを伝えた方がいいのか? どのタイミングで伝えると良いか? こんな風に考えてしまう自分は差別しているのではないか? と語られ、そこから派生して、なぜ言いにくいんだろう?受け入れられにくいんだろう?という話になりました。それぞれが思いを話す中で、「わからないことが恐怖を感じさせるんだよね」、「疾患理解も大事だけど、その人のことを知ること”が大事なんじゃない?」というところに落ち着きました。
また、託児利用(ボランティアスタッフが対応)で集いに参加されていた方が、高校を卒業されたと子どもさん(孫の立場の方)と一緒に参加してくれました。恐る恐る孫の立場の方に、ここどんな場所だと思っていた?と聞いてみると、「家族のこととか相談する場所」と答え、正しく捉えていました。集いに参加していた親御さん(←子どもの立場の方)も知らなかったようですが、家での当事者のおばあさんとのやりとりで、「なんでそんなこと言うの?」と問いかけ、「病気なんだよ」と聞いていたとのことでした。そして、「いろいろあるけど、おばあちゃんはおばあちゃんやん」とおばあさんの人柄・存在も含めて受け入れているようで、この言葉からもその人に触れることの大事さを教えてもらった気がします。私を始め周りが勝手に気を使っていたけれども、自然に受け止めていたことに感動。小学校入学前からみてきたお子さんゆえ、頼もしくなったなぁ‥と感じました。
3月の集いは、そんなほっこりするやり取りが満載でした。

2025年2月の集いのご報告 - つちだ

2025/02/17 (Mon) 07:26:04

この日は5人の方にご参加いただきました。
全員が全国版の集いに参加されていたわけではないので、まず初めに、全国版の集いの様子を伝えたり、参加された方から感想を伝えてもらったりしました。
精神障がいのある親との暮らしがなぜ生じるのか、ジェンダーなども影響しているのか?という問いから、「家族のことは家族で‥」だったり、「家庭のことは女性が、男性は社会に出て家庭を支える」といった昔から刷り込まれてきた日本の文化も影響しているのでは?や、きょうだいの生まれた順も関係しているのでは?と意見もあった中、親御さんの症状(一人ひとりの子どもさんをどのように捉えているか)によっても異なるし、一概には言えず個人差があるよね‥と話していました。
「自分らしさ」ということが大事にされるけれど、他者比較から「自分」を知っていったりするけれど、生まれて間もない頃は、そういった感覚を養う触れる社会も家族が中心になるので、家族が閉鎖的だったりするとなかなかそれも難しいよね…という話になり、「あるがまま」「自分らしく」というけれど、それも負担なのかもしれないね‥、まだまだ自分について悩んでいてもいいんだよという話にもなりました。
親&子どものサポートを考える会の姿勢?のようなものを問われ、今のような語りの場の開催もだけれど、支援者研修などを通して“子どもの状況”に気づいてもらえるように伝えたり、気づいた人が必要な支援に繋げたりできるようにそうした情報を伝えていくこともやっていければいいのかなぁ‥と答えたりしていました。参加メンバーとやりとりする中で、「課題だけを点でみるのではなく、なぜそうなっているのかも見て考えて欲しい」というようなことが語られ、互いにその人・家族のことを知ろうとすること、想像力をもって眺めることの必要性も伝えていかなければいけないなぁ‥と思いました。言葉や形にして伝えることも難しいのですが、こうしたニーズを受けとめて会の運営に活かしていきたいと思いました。

次回は、3月16日(日)13:30~です。


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