親&子どものサポートを考える会 -掲示板-
2022年5月の集いのご報告 - つちだ
2022/05/15 (Sun) 23:15:38
2022年5月の集いは、会場参加の方が2名、オンライン参加の方が4名の合計6名の方にご参加いただきました。複数台のノートパソコン持参など準備は大変ですけど、やはり会場にお越しいただけるとにぎやかな雰囲気になります。
久しぶりのご参加の方もおられたのですが、親御さんの介護のことなどどこまで担えば良いのか?という話題の時に、経験者の方から「親を一番に考えてしまいがちだけれど、自分の土台があってこそだから」と伝えられたり、「さっき精一杯(ケアを)やったと語られたけれども、やる・やらないよりも、自分が「精一杯やった」と思えることが大事なんですね」と他者の語りからの気づきを話されたり、自分の経験や気づきを伝え合うほっこりした会になりました。
また、父親のケアマネ、母親のケアマネとどちらからもケアについて言われるけれど、「ケアをしている私」のことはちゃんと見てくれない…と話され、「個」に焦点を当てて捉えがちだけれども、横のつながりも持ち、「家族」として包括的に捉えることが必要だよな…と改めて感じました。
再来週の『学習会』では家族まるごと支援のメリデン版訪問家族支援の取り組みを紹介していただきますが、「個人」をみるだけではく「家族」としての捉え方、ここでも学べると(皆さんにお伝えできると)いいなぁ‥と思っています。
6月は19日の予定です。
〜発達障害のこと〜 - yooon
2022/06/03 (Fri) 10:05:02
メリデン版訪問家族支援の学習会に「子どもの立場」として思い切って参加をして、本当に良かったなぁーと私は思っている今、私の原家族のことで、ふと気がついたことがありました。
それは、数年前に絶縁した原家族の身内は、世代間連鎖だけではなく、発達障害の可能性が極めて高いと、今さらながら分かったことなのです。
私が生まれる前からあった母親の統合失調症の病気は、確かに母親自身や私や家族を混乱させてきていますが……
母親の言うこと全てが病気だと言って、どう見ても自分自身の問題ですら、母親のせいにしてきたその身内の言動に、私の父親が何回か注意をしましたが、全く聞く耳を持たず、改善すらなく、大人になり、子育てをしています。(子どもがとても心配です。)
年を重ねた父親は今年で79歳になり、初期の認知症ですが、慌てなければ普通の生活が出来る父親で、とても優しく、精神疾患の話も含めて、ときどき一緒に外出しています。……今回の学習会の話をしたら、「参加したかった」と、私に話をしてくれました。(次回はオンラインで父親と参加したいと思っています。)
そんな父親に対して、今度は、父親は認知症だからまともに取り合っていられないという言動をしている身内の姿は、私はとても哀しいなぁーと感じています。
やむに止まれず、父親が手紙を書いてその身内に送っても、「手紙は読んだが、もう捨てた。あんたたちこそ、私に酷いことをした!」と、………なってしまい、優しい父親はついに関係を絶ちました。
絶縁した身内は、「同世代と話が噛み合わない」とよく私に相談したり、勤める会社で起こる人間関係のトラブルは何度もあるので、当時の私は、「身内は本当に運が悪いし、その身内にも直すところがあるのでは?」ともずっと思ってきました。……
昔から、両親も私も、自分勝手で自己中心的な身内だと思い込んできました。
絶縁した身内にはつける薬もないと思っています。なぜならば、身内自身が、事実を歪めず認知して、受け止めて、気がつかなければ改善もとても難しいと私は思うからですが、何か良い方法はないものか?と、漠然と思っています。やはり、幼い時から「療育」が必要だったのでしょうか?
自分を守るためにも、絶縁して良かったと今は思っています。
母親は統合失調症だからと全てを母親のせいにして、
父親は認知症だからいちいち取り合っていられないという言動、、
私には「おまえは一生薬でものんでろ!」とか、、、
そんな身内は家族に対しての悪口雑言とは裏腹に、地域のために、子どもたちのために、と頑張っているようですが、きっと、無意識の中でアンビバレントなものと葛藤しているのかなと思えました。
話はとても長くなってしまいましたが、それぞれにタイミングがあると思いますし、私の「今」というこの時期に、このような学習会で気づきを得ることが出来て、本当に良かったです。
学習会を終えても、心理学の本、医学書、児童精神科の方々が書かれた本、スキーマ療法など少しずつ読み進めていますが、「認知、意識」は人としてとても大切なことだと痛感しつつ、繰り返し、諦めず、自分のことを知っていきたいと思います。
親&子どものサポートを考える会からこのような良い節目を頂けること、本当に、勇気づけられます。
今回もありがとうございました。