親&子どものサポートを考える会 -掲示板-
2025年5月の集いのご報告
- つちだ
2025/05/19 (Mon) 08:11:33
2025年5月の集いは、会場から2名、オンラインで6名の合計8名の方にご参加いただきました。
不安を訴える親御さん、それが症状になって現れる親御さん‥も多いと思うのですが、事前にしっかり対応し「安心」できると不安の訴えも変わり、「適応」できるようになるよね‥と当たり前のことなんですが、皆さんの話から「安心」って大事だなぁと改めて感じました。
相手の顔色を見て動いてしまう。体調が悪そうだったり不機嫌だったりすると、不安や心配になってあれこれ聞いてしまって、より不機嫌にさせてしまうという話に、「早く火種を消さないと‥」という思いから動いてしまうのもあるよね‥と、皆の体験を共有しました。
また、相手の不機嫌さも「私のせい?早く静めなくては‥」と相手の責任も引き受けてしまっているよね‥と、バウンダリーの話にもなりました。
不機嫌さについて、過去を振り返ってあれってどういう意味だったんだろう?と考えることもあるのですが、「自分が腑に落ちるところを落としどころにしたらいいんじゃない?」「自分を一番に考えていいんだよ」という流れになりました。なかなか自分事では、距離を置いて考えることも難しくなりますが、集いで皆で話す中では、「自分を一番に考えようよ」という意見になりました。
次回は、6月15日(日)13:30~になります。
よく頑張ったなあ - リム
2025/05/01 (Thu) 18:46:22
こんばんは。
いつもお世話になっております。
今日の夕方
友人と子供の頃の話をしました。
勉強や宿題を間違えると
母に殴られた、
というエピソードを話したら
ビックリしてました。
殴ったのは
主人格ではなく交代人格だったようです。
自分としては
母からの暴力、暴言は日常的なことでした。
大人になって考えると
子供の自分は
よく頑張ったなあ
と思います。
本来なら
頑張る事でも我慢することでもないんですが。
カウンセラーとか専門家に
私は頑張った、
私は辛かった、
私は愛されたかった、
と正直に気持ちを吐き出すのは
心理学の観点で効果はあるのでしょうか。
Re: よく頑張ったなあ - つちだ
2025/05/02 (Fri) 07:05:21
リムさん
おはようございます。
私は心理士ではないですけれど、効果はあると思いますよ。心理学用語でよく「カタルシス」と聞くと思うんですが、心の中にためていた気持ちを吐き出すことで、浄化される効果はあると思います。
それを受けとめてもらえる場(カウンセラーさんとかうんうんと聞き受けとめてくれる場)が必要とは思いますが…。
しんどい体験だったと思いますが、お友だちにそのことが話せて良かったと思いますし、「あの頃の自分は頑張っていたなぁ‥」と思えるのは、つらかった体験を少し距離を置いて眺められるようになったんだと思います。きっとそれにも時間がかかったんだと思うと、今話せるようになった経過も含めて、リムさん、頑張って来られたんだなぁ‥と思います。
自分をほめることも大事だ と思っています。
Re: Re: よく頑張ったなあ - リム
2025/05/02 (Fri) 17:52:30
つちだ先生
返信ありがとうございます。
そもそも、頑張ることでも
我慢することでもないんですよね。
本来、家庭は安心できる場所ですから。
昔、家族への支援やサポートがあれば、
もう少し、楽に生きられたかもしれません。
自分の気持ちを正直に言うのは
効果があるんですね。
試してみます。
Re: よく頑張ったなあ - つちだ
2025/05/02 (Fri) 19:38:01
リムさん
気持ちを話すこと、効果あると思うのですが、安心できる人など話す相手を選んでもらった方がいいような…。
「キャッチボールするつもりで投げたのに、ドッチボール(きつい狙ってくるような球で)返された」という話を聞きたりしますよね。 リムさんが普通に話しても、相手がどんな反応で返してくるかわからないので、まずは安心できる方に話してもらうと良いのでは?と思ったりします。
それだけ付け加えさせてください。
Re: よく頑張ったなあ - maru
2025/05/02 (Fri) 23:39:51
リムさん、こんばんは。maruです。
ヒトの心は人薬(ひとぐすり)で癒される…と言われることがあるように、安心できる相手に、思いを受け止めてもらえる体験は、とても大切だと思います。
小さい時に、身近な大人に受け止めてもらう経験が多いほど、リムさんの仰るように、きっと楽に生きやすいことでしょう。
それが少ないと思える中で歩んできたなら、本当にそれだけで堂々と、「よく頑張ってきた!」と自分をねぎらい、自身をギュッと温かく包んであげられますね。
土田先生も仰っているように、できれは、それを、信頼できる相手に聞いてもらえるといいですね。
でも、誰が自分にとって信頼できる相手だろうか、誰を信頼していいのだろうか、など、そこで考えてしまって声に出しにくくなりそうなら、心理士や専門家に話すことも、一つの方法です。
「心理面接の場で起きることの責任は、心理職にある」と言ってよいので、面接場面で「あなたを信頼していいかどうかわからない」と、まずは、相手に尋ねてみて、そのやりとりの中で、安心できるかどうか探ってみることもできるので。そのやり取りの中で、51%安心できそうなら、ぜひ、トライしてみてください。
「大人と子どもとの間で起きることの責任は、大人側にある」という大前提を、多くの大人は忘れがちで、子どもが責任を負わされていることは、たくさんあります。リムさんも、本来大人が背負うべき責任を、子ども時代に背負わされてきたのかもしれません。そう考えたら、本当に本当に、「よく頑張ってきたね…」です。
集いの場も、リムさんにとって信頼できる、正直な思いを出せる、場の一つでありますように。
Re: Re: よく頑張ったなあ - リム
2025/05/03 (Sat) 04:56:57
つちだ先生、maruさん
早朝、失礼いたします。
残念ながら信頼できる相手はいません。
以前、掲示板に書いたのですが、
子供の頃に母から友達を制限されたので、
友達ゼロの時期が長かったんです。
心理士とか専門家も
親子の愛を信じている人が多いので
児童虐待に関しては
「お母さんも大変だったのよ」
と母親をかばう人が多いんです。
児童虐待を専門としている医者や心理士は
医療費、カウンセリング代が高いんですよね。
私が悩んできたこと、
苦しんできたことなんて、
ほとんどの人が関心ないですからね。
最近はホストやキャバ嬢が
カウンセラー代わりになっている話を聞きますが
もちろん、お金がかかります。
世の中、立場の弱い人間やお金がない人間には
冷たいですね。
Re: よく頑張ったなあ - つちだ
2025/05/03 (Sat) 07:31:00
リムさん
おはようございます。
信頼できる人 と考えると、そんなの無理!と思ってしまう、行き詰ってしまう‥そんな風に思わせてしまったかもしれませんね。
でも、私はリムさんが子ども時代のことを話してみようと思えること、嬉しく思いました。
渦中にいてしんどい時、そんな風に思えないですよね?そんなところから、ちょっと距離を置けるようになったことを嬉しく思っていたんです。
そして、私も信頼できる人を探すのは難しいです。
「私は信頼できます」なんて看板をぶら下げている人も、うさん臭く思ってしまいますし‥、信頼できる人を探すのはほんとに難しいと思います。
そんな時、私は相手の反応を見ながら小出しに話してみます。私の場合、前のめりにぐいぐい来られるのも引いてしまうと思いますし、もちろん、よく話も聞かずにそんなことある筈ないと否定してきたり、決めつけた言い方をされると、「この人には言ってもわかってもらえない。無理だ」とそこでシャッターを下ろしますね。
いろんな場合があると思うのですが、私はリムさんの「試してみます」という言葉を、嬉しく感じました。
一気には無理だと思うし、そこでも頑張りすぎないでほしいけれど、話してみようと思えた時には自然に話してみるのがいいんじゃないかなぁ‥
リムさんにやり取りで傷ついてほしくなくて、安心できる人に‥と伝えたんだけれど、それが負荷になって、やっぱりやめておこう‥となってほしくないなぁ‥と思いました。
長々とごめんなさい。
Re: よく頑張ったなあ - maru
2025/05/06 (Tue) 08:41:39
リムさん
世の中の動きは、なかなか進んでいないようにみえたり(ときに後退していることもあったり)、冷たく感じることも多いかもしれません。
それでも、「さざなみ効果」という言葉もあるように、
個々に悩んできたこと、苦しんできたこと、リムさんの声も…、わずかな動きに見えても、何かに影響し合い、少しずつ少しずつ、何かはより良き方向に変わっていっている、変えていけてる…と、諦めずにいきたい・あきらめずにいてほしいと、
私は祈りに近い思いで、日々を重ねております。
この掲示板での、リムさんとyooonさんとの温かなやりとりも、他の方々の心にエネルギーを与えてくれているように、
温かな関わりは温かな変化を生んでいく…それは信じていけるように思えます。
確かに、リムさんの言うように、私設の心理面接は決して安くはありませんね(苦笑)。なので、ちょっと長くなりますが、一つの情報として…。
市町によっては、無料の面談枠で、偏った価値観を押し付けない心理士とも出会える可能性はあります。そこも諦めずにいてもらえたらと思います。
今、いろいろな自治体で、各ご家庭に経済的負担をかけずに、その後ろにいる子ども達にも、できるだけ安全・安心の形で、温かな手が届くような工夫や仕組みづくり(専門職の時間外面談の請負や家庭訪問なども含めて)を画策しています(クリアせねばならないハードルもいろいろあり、変化が見えなくても、そこで踏ん張っている人たちがいることは、忘れずにいてくださいね)。
もどかしいことも多いでしょうし、この場が単なる「情報交換」に留まっているように見えることもあるでしょう。
それでも、そのつながりの一つ一つは、もの・こと・ひとに小さな小さな変化を生む力になっていることを励みの一つとして、
ともに力を合わせていきましょう。
Re: Re: よく頑張ったなあ - リム
2025/05/10 (Sat) 16:27:08
つちだ先生、maruさん
親が病気だと
自分の頭の中の「親」をしめる割合が大きくなります。
あと、親が人生に与える影響も大きいですね。
自分の気持ちを優先して
自分の人生を生きる、
というのは理論理屈ではわかります。
自分の願望をおしころして
親の顔色をうかがって生きてきました。
子供、若者の時期を
母の気持ちを優先。
中年になった今も
とにかく、母のご機嫌とり。
月に2回、遠方にいる母と電話してます。
機嫌を損ねたら、また解離しそうです。
母親とはどんな存在でしょうか?
5月11日、母の日ですが、
お母さんに感謝する感覚がわかりません。
無条件の愛って何でしょうか?
いい子じゃないと、愛されないという
条件つきだからわかりません。
ここまで書くと、
悩み相談、カウンセリングですね。
とりあえず、返信、アドバイス、
ありがとうございます。
Re: Re: Re: よく頑張ったなあ - リム
2025/05/10 (Sat) 16:42:24
補足
今日の午後、
通所先のデイケアで相性の良い職員に相談が
できました。
心理学に関する専門的な知識があり
リムさんらしく生きられることを
応援します、
と言ってくれました。
掲示板にいろいろ書きましたが
運良く話を聞いてくれる人が見つかって良かったです。
良い子、良い人を目指していましたが
いい意味でいい加減な人になるのもありですね。
つちだ先生、maruさん
掲示板をご覧の皆さん、
ありがとうございます。
2025年4月の集いのご報告 - つちだ
2025/04/21 (Mon) 07:18:36
4月の集いは、ぼちぼちと参加人数が増え、最終的に7人の方と会のスタッフ(心理士)・土田の9名でのやり取りになりました。
この日もいろんな話をしていましたが、「人によって捉え方が異なるので距離感で難しいよね」という話から、イラっとしたり反応してしまうことがよくあるけど、何が起こっているのか意識できるとバランスを保ちやすいよねと話してました。“好き・嫌い”をわけるポイントも何か。その状況にうらやましさだったり淋しさだったり影響されやすい何かがあるよね‥と。ちなみに土田は、平等・不平等ということに敏感で、優遇されている状況などを見ると「なんで?」と反応してしまいます。
参加メンバーの中には、親御さんが施設入所されている方も多いのですが、「家に帰りたい」という思いは、施設に慣れてきても言われるし、施設入所してもらったというモヤモヤする気持ちはいつも消えない。親も子もその時の最善を考えた選択だったわけだし‥という思いや、嫌がってはいたけど親子だけでは見えてこない人に頼る親の力にも気づけた という思いなど、皆が経験を語り合う集いになりました。
この日、嬉しかったこと。集いが終了する時間頃におひとりの方が「口角が上がってきました!」と。つらい話もするけれど、笑いも生じる場、ホッとできる場になっていたらいいなぁ‥と思います。
次回は、5月18日(日)13:30~です。
なぜだろう - リム
2025/04/18 (Fri) 18:22:25
みなさん、毎回、毎回
ありがとうございます。
なぜ、医療や福祉は
障害者を救ってくれるのに、
障害者の家族はほったらかしなのか?
まず、法律や制度
支援の対象が障害者であること。
法律やルールに従うと、
障害者の家族に対して支援や助言ができない。
日本の文化や風習
大黒柱とか長男、
嫁にいったら嫁ぎ先が家族
家族単位で考える感覚、文化。
一番の問題は、精神の病に対する無知無関心
学校の教科書に精神の病が記載されるように
なったのは最近の話。
子供の頃は辛くて仕方なかったのですが
大人になってから
法律、社会、文化、心理学、医学、情報
いろんな観点から物事を考えられるようになりました。
この掲示板や集いは、
単なる情報交換の場ではないかな、
と思います。
共感とか感情は、理論理屈ではどうにもなりません。
難しいです。
Re: なぜだろう - つちだ
2025/04/19 (Sat) 08:26:17
リムさん、おはようございます。
ほんと、そうですよね。
当事者さんのための支援はある程度整備されているけれど、家族が助けるのは当然という認識が強く、制度も整っていないし、周りの者もそういった意識で対応してきますよね?
ヤングケアラーについて法令化されたけれども、子どもだけじゃなく、大人のケアラーに対しても、取り組みが必要なんだと思います。
家族が面倒を見て当然という考え(日本の文化)が変わるには、まだまだ時間がかかりそうですね。
困っている声を、少しずつでもあげていかねば‥と思います。
『第11回 精神に障がいのある親とその子どもの支援に関する学習会』のご案内 - つちだ
2025/04/01 (Tue) 07:10:20
毎年5月に行っている学習会のご案内です。
早いもので11回目になりました。
今年は、誰もが活用でき、自分事として考えることができるテーマとして、「ぷるすあるは」さんのサイトで紹介されている『権利から始まるリソースマップ』を取り上げます。
当日は、マップの発案者・東京都立大学の長沼先生、マップ作製に関わっておられる・ぷるすあるはの北野先生・ちあきさん、臨床で活用されている・東京医科大学病院・小野先生にお話しいただき、その後、それぞれの立場で感じた意見を共有・ディスカッションできれば‥と考えています。
学習会の後半は、いつものように、親支援・子ども支援に取り組む機関から活動紹介をしていただく予定です。
日時:2025年5月31日(土) 13:00~16:30
Zoomによるオンライン開催
申し込み方法:添付のチラシ・裏面にある申し込み方法をご確認のうえ、メール(tsuchida.p@oyakono-support.com)もしくはチラシにあるQRコードからお申し込みください。
皆さまの参加、お待ちしております。
2025年3月の集いのご報告 - つちだ
2025/03/17 (Mon) 23:10:17
3月の集いは、新規参加者1名を含む9名の方にご参加いただきました。この日も親御さんに対する思いとかいろんなことが話されたのですが、久しぶりの参加者、珍しく会場参加者が多く(5名)、ほっこりする集いでした。
というわけで久々にお会いする方が多かったのですが、その内のお一人が突然、「私、〇〇さんにお礼が言いたいんです。あの時の△△の言葉で頑張れました」と。言われたご本人もよく覚えていない、日常的なやり取りの言葉で気持ちが切り替えれたようです。私も記憶されていないのですが、「へぇ~、そんなことがあったんだ」「集い、やってきて良かったな‥」と集いの持つ意味を噛み締めていました。
この日の集いにテーマをつけるなら「カミングアウト」
結婚を考えた時に、相手に親や家族のことを伝えた方がいいのか? どのタイミングで伝えると良いか? こんな風に考えてしまう自分は差別しているのではないか? と語られ、そこから派生して、なぜ言いにくいんだろう?受け入れられにくいんだろう?という話になりました。それぞれが思いを話す中で、「わからないことが恐怖を感じさせるんだよね」、「疾患理解も大事だけど、その人のことを知ること”が大事なんじゃない?」というところに落ち着きました。
また、託児利用(ボランティアスタッフが対応)で集いに参加されていた方が、高校を卒業されたと子どもさん(孫の立場の方)と一緒に参加してくれました。恐る恐る孫の立場の方に、ここどんな場所だと思っていた?と聞いてみると、「家族のこととか相談する場所」と答え、正しく捉えていました。集いに参加していた親御さん(←子どもの立場の方)も知らなかったようですが、家での当事者のおばあさんとのやりとりで、「なんでそんなこと言うの?」と問いかけ、「病気なんだよ」と聞いていたとのことでした。そして、「いろいろあるけど、おばあちゃんはおばあちゃんやん」とおばあさんの人柄・存在も含めて受け入れているようで、この言葉からもその人に触れることの大事さを教えてもらった気がします。私を始め周りが勝手に気を使っていたけれども、自然に受け止めていたことに感動。小学校入学前からみてきたお子さんゆえ、頼もしくなったなぁ‥と感じました。
3月の集いは、そんなほっこりするやり取りが満載でした。
2025年2月の集いのご報告 - つちだ
2025/02/17 (Mon) 07:26:04
この日は5人の方にご参加いただきました。
全員が全国版の集いに参加されていたわけではないので、まず初めに、全国版の集いの様子を伝えたり、参加された方から感想を伝えてもらったりしました。
精神障がいのある親との暮らしがなぜ生じるのか、ジェンダーなども影響しているのか?という問いから、「家族のことは家族で‥」だったり、「家庭のことは女性が、男性は社会に出て家庭を支える」といった昔から刷り込まれてきた日本の文化も影響しているのでは?や、きょうだいの生まれた順も関係しているのでは?と意見もあった中、親御さんの症状(一人ひとりの子どもさんをどのように捉えているか)によっても異なるし、一概には言えず個人差があるよね‥と話していました。
「自分らしさ」ということが大事にされるけれど、他者比較から「自分」を知っていったりするけれど、生まれて間もない頃は、そういった感覚を養う触れる社会も家族が中心になるので、家族が閉鎖的だったりするとなかなかそれも難しいよね…という話になり、「あるがまま」「自分らしく」というけれど、それも負担なのかもしれないね‥、まだまだ自分について悩んでいてもいいんだよという話にもなりました。
親&子どものサポートを考える会の姿勢?のようなものを問われ、今のような語りの場の開催もだけれど、支援者研修などを通して“子どもの状況”に気づいてもらえるように伝えたり、気づいた人が必要な支援に繋げたりできるようにそうした情報を伝えていくこともやっていければいいのかなぁ‥と答えたりしていました。参加メンバーとやりとりする中で、「課題だけを点でみるのではなく、なぜそうなっているのかも見て考えて欲しい」というようなことが語られ、互いにその人・家族のことを知ろうとすること、想像力をもって眺めることの必要性も伝えていかなければいけないなぁ‥と思いました。言葉や形にして伝えることも難しいのですが、こうしたニーズを受けとめて会の運営に活かしていきたいと思いました。
次回は、3月16日(日)13:30~です。
第12回 全国版子どもの集い・交流会のご報告 - つちだ URL
2025/02/09 (Sun) 09:13:19
東海地方が大雪に見舞われた2月8日(土)に、名古屋市内で『第12回 全国版子どもの集い・交流会』を開催しました。
自宅(津)から名古屋へ向かう電車も、徐行・停車を繰り返していたので、「こんな日に(対面式で)開催にして良かったんだろうか? 参加者の安全も守れるのか?」と考えていたのですが、会場に行き、準備を始めていると、会場参加で申し込まれていた方がぽつりぽつりとやって来られ、「新幹線は110分遅れでした」と言いながらも、全員が会場にお越しくださいました。
無理をさせてしまったのではないか…と思う一方、「通常の集いには参加できていないので、何があっても参加したかった」と話される方もいて、“対面で、1年ぶりのメンバーとやりとりしたかった”という思いも強かったんだな‥と思いました。
石川先生の認知行動療法のご講演も大雪の関係でオンラインに切り替わっていたのですが、参加者の方の「強みを見つける視点が自分には足らなかった。参考になる本などないか」との質問に、石川先生がご自分の書棚からその視点の本を取り出されるなど、オンラインに切り替わった利点も味わえました。
複雑性PTSDと診断されている方からの質問に、先生が「う~ん‥」と悩まれることもあったのですが、そこから「先生も悩まれるんだ、そんな風にしながら対象者さんと向き合ってくれるんだ」とほっこりする場面もありました。
先生の丁寧に質疑に答えてくれる姿勢から、「わかりやすかった」という感想を持たれた方が多かったようです。
午前のみの参加の方も数名おられたのですが、昼食をはさんで行った小グループでの語りは、会場2グループ(5名+4名)、オンライン1グループ(7名)に分かれて実施しました。「いつの間にかキーパーソンにされていた、家族の呪縛に捉われていた」「精神疾患について周りの人も知らないから(かわいそうなどの)フィルターを通してみてくるけれど、小中学生の頃に普通に精神疾患について知れるといいんだよね」という話が出ました。
『どうすればよかったのか?』という映画を見られた方から、「家族それぞれが思いあっているのに、本当に“どうすればよかったのか”という状況だったんだと思う」と語られた一方で、映画の中でご飯が普通に出てくる状況に、「あの映像を見て“ご飯が出てくるのが当たり前”と捉えてほしくない、それぞれの家庭で状況が違うことも理解してほしい」と語られたりしました。
通常の集いとは違い、時間が2時間と限られていましたが、いろんな思いを伝えあえたようです。
2024年度は2月開催(=雪の心配)になってしまいましたが、2025年度は早めに準備をして通常の秋開催に戻したいと思います。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
画像は、毎年全国版の集いで発行しているかわら版「今日もはなまる」です。
画像を小さくしたので、読みづらかったようですね。
ホームページの集いのところからも見れます。良ければそちらをご覧ください。この投稿、土田の名前の横のURLがそちらに飛ぶように設定してあります。
2025年1月の集いのご報告 - つちだ
2025/01/20 (Mon) 11:31:56
1月の集いのご報告
1月の集いは、オンライン参加の方、途中参加・途中退室の方も含め、9名の方にご参加いただきました。
在宅で生活されている親御さんのケアについて、高齢になってきていることもあって、デイサービスや施設など社会資源の導入も必要になってきているけれど、そうした判断を委ねられ、話し合いへの参加が求められる という話に対して、「方向性を決めなければ‥と考えるのではなく、現状や思いを伝えれば(一緒に考えてもらえば)いいんだよ」だったり、「施設入所も、互いの生活を守るためには悪い選択じゃない」という声が参加者から聞かれました。そんなところからも「“家族だから(ケアしなければ)‥”に捉われてきたよね」という話になりました。
当事者さんの思いを尊重することは大事なことだけれども、病識をもてない状況も多く、こちらが良かれ(最善)と思って行ったことも、拒否され、それによって罵倒されたりしてきた精神疾患ゆえの苦労・子どもゆえの苦労も語られました。だからといって、他者に障害のある親のことを否定されると、「それはちょっと違う」という思いになるという話から、長い家族の歴史・やり取りの中で生まれた複雑な感情なんだろうな‥と思うと、医療者として安易に反応を返すのではなく、しっかり思いを聴くことが必要だな‥と改めて感じました。
”家族だからケアを担わなければいけない”と捉え抱え込み、境界が取れなくなってしまっている、何が起こるかわからない恐怖から顔色をうかがって行動する‥といったことにも繋がっているのですが、みえない境界・実体のない恐怖といった、不確実さも関係しているんだろうな‥と思いました。
次回は2月16日(日)13:30~です
また2月8日(土)の全国版の集いも、参加申し込みを受け付けています。こちらもどうぞ
今年もよろしくお願いいたします。 - つちだ
2025/01/01 (Wed) 08:02:11
皆さま、2025年が明けました。
明けましておめでとうございます。
毎年、1年を振り返るといろんなことがありますが、心機一転となるよう‥と思っています。
これは、私にとってもですし、会にとっても、皆さまにとっても‥です。(会としてはホームページもリニューアルしましたし‥)
毎年、初日の出を見に行くのですが、今年の津は雲があってキレイに見えず‥。まぁ天候も、いろいろあって当たり前‥と思って眺めてました。
きれいに取れてませんが、どうぞ
改めて、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
Re: Re: 今年もよろしくお願いいたします。 - リム
2025/01/02 (Thu) 18:42:48
つちだ先生
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
お年玉、福袋、おせち、新年会
特に何もありませんが
ただ平穏な年末年始に感謝しています
Re: 今年もよろしくお願いいたします。 - yooon
2025/01/03 (Fri) 18:41:38
◎明けましておめでとうございます◎
何事もなく、
穏やかに、
朝日を見ることが出来たことが幸せです。
埼玉県の初日の出は海がないので
海が見えるっていいなーと思いました。
いつも、お写真ありがとうございます♪
Re: 今年もよろしくお願いいたします。 - つちだ
2025/01/04 (Sat) 14:24:05
yooonさん
埼玉の初日の出、ありがとうございます。
高層ビルと一緒に見えるんですね。
いただいたのを眺めて、当たり前だけれど、各地、違って見えるんだなぁ‥と実感。
おもしろいですね。
Re: 今年もよろしくお願いいたします。 - yooon
2025/01/06 (Mon) 11:50:08
おもしろいなぁーと思います。
◎ ◎ ◎
背景とか拘らなくても
元旦に見た日の出の写真がここに集まったら
いいなーと私は思いました。
全国からの初日の出が見られるって
なんだか楽しいです。
(^-^)